サークルレンズ・カラコンのトラブルと安全対策

危険!コンタクトユーザーのドライアイ対策~サークルレンズ・カラコン愛用者も

コンタクトユーザーが悩むドライアイの症状

目は空気に触れることで大気中から酸素を取り込んで呼吸しながら機能しています。ところが酸素をうまく取り込むことができなくなると、呼吸がうまくできなくなって代謝が低下し、涙の質が悪くなってしまいます。これが目の乾きにつながります。
コンタクトレンズユーザーは目の一部をレンズで覆っているため、どんなに酸素透過率の高いレンズを使用していても、何もつけていない状態よりは目が呼吸しづらい状態になってしまいますね。レンズの性能が悪かったり、ケアが不十分だったりするとなおさらです。こうした悪条件が重なるとドライアイになるリスクが高くなります。
涙や粘膜で目を保護する機能に異常をきたしている状態を「ドライアイ」と言いますが、具体的には以下のような症状が出ます。

□ 目がいつも乾いている
□ 目に痛みを感じる
□ 目が充血していることが多い
□ 目がかゆい
□ 涙が出やすい
□ 光をまぶしく感じることが多い
□ 目やにがよく出る
□ 目がゴロゴロする
□ 目が疲れやすい
□ モノがかすんで見える
□ まぶたが重い

上記のうち、5つ以上あてはまる場合はドライアイを疑ったほうがいいかもしれません。症状が続くようであれば、一度眼科で検診を受けてみるといいでしょう。

コンタクト以外のドライアイ悪化要因は?

ドライアイを引き起こす要因はコンタクトレンズだけではありません。その他の要因には以下のようなものがあります。

【エアコン】

エアコンの風を直接浴びることやエアコンによる空気の乾燥は、肌と同じように目も乾燥させます。温度が低すぎる場所にいることも涙の蒸発を促進するので、冬場は乾燥に注意しつつ、夏のエアコンの効きすぎにも注意が必要です。

【パソコン】

パソコンのディスプレイを長時間に渡って見続けることもドライアイを誘発する要因の1つ。パソコンだけでなく、タブレットやスマホも同じことですね。昨今、何かしらの画面を長時間見ている人が多いと思いますが、休憩を挟むように心がけましょう

【ストレス】

交感神経が活性化し続けているストレス過多の状態になると、涙液の分泌が悪くなり、目が乾きやすくなります。ドライアイ予備軍は少しリラックスする時間を作ることで症状が軽減することもありますので、日頃からストレス過多の状態を避けるようにしましょう。

今日から簡単にできるドライアイ対策

では、日常に取り入れやすいドライアイ対策をいくつかご紹介しましょう。特にコンタクトレンズユーザー(カラコンやサークルレンズも同様)は、意識的にやってみるようにしてみてください。

① 目と目元を温める

涙の分泌が悪くなる原因の1つに、眼球を覆っている油分の凝固があります。この状態を緩和するには、目を温めるのが効果的。蒸しタオルを目の周辺にあてることで、油分が溶けるだけでなく、目の筋肉をほぐす効果もあるので、ドライアイだけでなく疲れ目も改善されます。

② パソコンで作業するときの環境と姿勢を見直す

パソコンで長時間の作業を行う場合は、室内の照明をパソコンの画面よりも明るめにし、ディスプレイの位置が顔の正面かやや下にくるような姿勢で行いましょう。こうすることで目を必要以上に疲れさせずにすみます。

③ コンタクトレンズのケアを正しく行う

ワンデー以外のコンタクトユーザーは、レンズケアを正しく行えているかどうかを一度見直してみるといいでしょう。不衛生なレンズをつけることで細菌が繁殖すると、ドライアイを促進するだけでなく角膜にも傷をつけてしまう原因になります。

④ まばたきの階数を意識的に増やしてみる

集中して作業しているときは特に、まばたきの回数が減って目が乾きやすくなります。スマホやパソコンの画面を見ることが多い人は、意識的にまばたきの回数を増やすよう心がけてみてください。

⑤ 目薬をさす習慣をつける

コンタクトレンズをつけたままでもさすことができる人工涙液の目薬があります。これをつねに持ち歩くようにして、目がしばしばしたりゴロゴロしたり、乾いていると感じたりしたときにはすぐにさすようにしてみてください。そうすることで目の乾燥が続くのを防ぐことができます